こんにちは。
元脱毛エステティシャンのうーたんです。
脱毛はどうして一回では終わらないのか。
それは毛周期があるからです。
毛周期とはいったいどのようなものなのでしょうか?
今回は、脱毛と深い関係がある毛周期についてお話したいと思います。
Contents
毛周期とは?
体の毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのことを、毛周期と言います。
毛周期には、成長期・退行期・休止期の3つの種類があります。
サイクルを繰り返して、体の毛は生え変わり続けています。
成長期
成長期の毛は、一番栄養を多く持っていて肌の表面に生えている状態の毛です。
毛乳頭の周辺にある毛母細胞が、毛乳頭から栄養分を受け取って細胞分裂を行うことで毛が作られ成長していきます。
退行期
退行期では、毛母細胞の分裂が停止し栄養がなくなっていき、自然と毛が抜けやすい状態になります。
休止期
毛が抜け落ち、肌の表面に毛が現れていない状態が休止期になります。
この時期は、次の成長期に入るまでの準備期間でもあります。
毛周期は部位ごとに違う
年齢や個人差もありますが、毛周期は体の部位によって違いがあります。
- まつ毛や眉毛 … 約2ヶ月
- 手や足 … 約3〜5ヶ月
- VIO(デリケート箇所) … 約2ヶ月
- 顔 … 1,2ヶ月
確かに、眉毛とかって処理しても伸びるの凄く早い( ゚д゚)
毛周期に合わせて脱毛をする理由
毛周期に合わせて施術を行う理由は、一体何なのでしょうか?
効果があるのは成長期の毛
- S.S.C脱毛 … 光に反応する専用のジェルをお肌に浸透させ、ライトの照射とジェルの相乗効果によって脱毛をしていく。毛の成長を抑えていく脱毛方法。
IPL脱毛 … 光エネルギーを使用する脱毛方法。メラニン色素に反応し、毛根にダメージを与えて脱毛をしていく。
【主なサロン】 脱毛サロン KIREIMO、銀座カラー
上記のような、S.S.C脱毛やIPL脱毛などは、毛周期に沿って施術を行わなければなりません。
効果が期待できるのは成長期の毛のみなのです。
表面に生えている毛に脱毛のライトを当て、毛の根元に刺激を加え栄養がだんだん行かなくなることによって毛が抜けていく仕組みになります。
退行期や休止期の毛は、ライトを当ててもダメージを与えることができません。
表面に出ているのは成長期と退行期の毛なのですが、実はこれ全体の1〜2割程度の毛しかありません。
つまり、後の8割ほどの毛は眠っているということ。
そのため、全部の毛をお手入れしていくには順番に成長期に入った毛を繰り返し脱毛していく必要があります。
繰り返し脱毛を続けていくことで、だんだんと毛が薄く、生えにくくなっていきますよ♪
知っていますか?表面に出ている毛は1〜2割程度とお話しましたが、ワキの毛が10割生えているとしたら、腕が下ろせないくらいの量になるらしいです( ゚д゚)笑 びっくり!身体中がそうだとしたら、動物のようになるんだとか…
2〜3ヶ月ごとの施術がオススメ
先ほどもお話したように、毛周期は体の部位ごとに違いがありますが、だいたい2〜3ヶ月経つと生えそろうと言われているので、それに合わせて施術を行うのが理想的です。
まだ生えそろっていないまま次のライトを当ててしまうと、眠っている毛には効果がないのでもったいないですね。
毛周期関係なくできる脱毛もある
現在、最新の脱毛方法で『SHR脱毛』というものがあります。
この脱毛方法は、毛根ではなく毛包全体に熱を当てるため毛周期関係なく脱毛をすることができます。
2週間〜1ヶ月に1回の施術が可能です。
つるすべ肌には3〜4年かかる
脱毛はつるすべ肌になるまで長い時間がかかります。
効果の実感は、8〜10回前後のお手入れで毛量がグッと減り自己処理が楽になってくるように感じると思います。(※もちろん個人差はあります)
ただ、少し薄くなってきた毛やしぶとく太い毛はまだまだ生えてくる時期です。
”自己処理が要らないくらいまで”、”つるすべ肌”となると20回前後、毛量の多い人はそれ以上回数が必要になることもあります。
一般的な光脱毛のS.S.C脱毛やIPL脱毛は、2〜3ヶ月に1回のペースでお手入れをします。
そうすると、1年間で4〜6回。
20回前後お手入れをするとなると定期的に通えたとして3〜4年ほどかかることになります。
”つるすべ肌になる”というゴールを見るととても長く感じてしまうかもしれませんが、お手入れを毎回重ねるごとに少しずつ毛の変化はしていき、だんだんと自己処理が楽になったりお肌の調子も良くなったりしていくので、楽しく脱毛をしていきましょう!絶対に、楽になりますよ(^_^)☆